サッカーアンテナ

杉山茂樹「W杯アジア最終予選はかつてない接戦!日本は楽勝ボケ。暢気。なによりメディアにその自覚がない」

2017/06/10 13:45SAMURAI Footballers
1: 2017/06/10(土) 12:33:14.04 ID:CAP_USER9
[グループB]

1.日本(16)+9
2.サウジアラビア(16)+7
3.オーストラリア(16)+6
4.UAE(9)-3
5.イラク(4)-3
6.タイ(1)-16

http://web.gekisaka.jp/pickup/detail/?187172-187172-fl

シリアにホームで1-1。結果に加え、試合内容もよろしくないーーとは、衆目の一致する見解であるハズだ。ところが、結果を受けての報道を見る限り、批判的な内容は少ない。よかった箇所を可能な限り見つけ出し、期待感を抱かせようとする、よくいえば優しい報道が目立つ。

いまに始まった問題ではない。従来と変わらぬ、驚くに値しない話だが、どうして毎度、こうなってしまうのか。悪いモノを悪いとストレートに述べることは確かに芸がない。だが、よい箇所を必死に見つけようとする姿は、不自然。まさに木を見て森を見ず、だ。大局観に乏しい、アゲアゲ報道になる。

2018年ロシアW杯、アジア最終予選は残すところ3試合。日本はB組で現在、首位に立つ。だが、2位サウジアラビア、3位オーストラリアとの差はわずか。日本がシリアと戦った翌日、サウジアラビアとオーストラリアが直接対決を行い、結果は3-2でオーストラリアだった。

その結果、日本の消化が1試合分少ない暫定順位ながら、3チームが同じ勝ち点(16)で並ぶことになった。もし、サウジアラビア対オーストラリアの一戦で、サウジアラビアが勝利していれば、オーストラリアは大きく後退し、サウジアラビアと日本のマッチレースの様相が濃くなった。つまり、日本が2位以内(自動出場)に入る可能性は増した。日本の望む所だったが、結果はその逆に終わった。残り試合が1試合多いとはいえ、日本はサウジアラビア、オーストラリアとの試合を残している。次戦(6月13日・テヘラン)の相手も、シリアより少し強そうなイラク。予断を許さない情勢だ。

かつてない接戦である。開催国枠で出場した2002年日韓共催W杯を除けば、ジョホールバルの戦いで知られる1997年フランスW杯予選以来だ。

楽勝ボケ。暢気。なによりメディアにその自覚がない。シリア戦後の報道で目立ったのは、インサイドハーフで起用された本田圭佑と、起用したハリルホジッチを評価する声だ。

本田はハリルホジッチが「所属チームで出場機会が少ない選手は使わない」と言ったにも関わらず、一度も落選しなかった監督から寵愛を受けている常連中の常連だ。ハリルホジッチの下で出場数は20試合を越える。にもかかわらず、4-3-3のインサイドハーフで試されたのは、最終予選残り3試合という段になった今回がほぼ初。遅すぎである。いままでいったい何やってきたのか。それこそが突っ込むべきポイントだ。

つづく

杉山茂樹  | スポーツライター

サッカー_02

6/9(金) 20:45
https://news.yahoo.co.jp/byline/sugiyamashigeki/20170609-00071921/
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